ローコスト住宅って本当に大丈夫?
2020年07月19日理想の住宅造りには様々な悩みや心配事が付きまといますが、そんな悩みの種の中でも建設費用の工面で苦しめられる方も多いことでしょう。せっかく憧れのマイホームを建てたのに、その後のローンの支払いで苦しめられれば、生活が切り詰められて精神的にも肉体的にも無理が積み重なり、豊かな生活を送ることが出来ません。しかし、マイホーム購入には必ずしも膨大な予算が必要というわけではありません。
ローコスト住宅はその名前の通り、低予算でも購入が可能なシンプルさが特徴の住宅で、建物の価格が概ね1,000万円台程度の住宅をローコスト住宅とカテゴライズされています。何故低価格で建築出来るのかと言いますと、ローコスト住宅は一般的な注文住宅よりも施工時にかかる人件費や材料費を可能な限り抑えていることが挙げられます。住宅に使用される断熱材などの材料や、耐震性や耐火性といった住宅の耐久力など、住み続けるために重要なこれらの要素も施工に纏わる様々なコストを出来るだけカットしたとは言え、安全性と快適性共にバランスが取れた住宅です。そのため、ローコスト住宅の購入を検討しているものの、安価で購入出来るため住宅設備や素材に不安を感じている方でも、安心して購入が可能です。家選びを手堅く、失敗の無いものにしたい方にオススメの住宅です。ローコスト住宅の内部の構造や外観のデザインなどは至ってシンプルですが、低価格で購入できるところからもリフォームや住み替えがしやすく、世帯のライフスタイルの変化に合わせやすいのも特徴です。
また、ローコスト住宅に住むなら家の中の断熱性にも関わってくる窓の性能は外せません。窓は換気を行ったり外の景色を眺めるために必要なものですが、窓の役割はもっと深く過ごしやすさにも関わる重要な要素です。外気による熱や家の内部から発生した熱のほとんどは、窓を通過して家の外に出たり内部に侵入してきます。窓の断熱性が高いと、夏場は外からの熱が家に入り辛くなり涼しく、冬場は家の内部から発生した電化製品や人の体温などの熱が外に逃げにくくなり、住宅の中の温度を快適に保ちやすくなります。そのため、毎月の光熱費が節約出来たりしますし、性能が高い窓を取り付けると断熱性の確保の他、結露を防ぐことも出来ます。結露によって発生した水が住宅の内部の躯体に侵入してしまうと、木の腐食やシロアリが発生して家の寿命を加速的に縮めてしまいます。ローコスト住宅では断熱性や結露抑制に優れた窓を採用しており、シンプルながらも長く住み続けることが可能な住宅です。