ハウスメーカーに値引きは通用する?
2020年06月23日住宅の購入は人の一生の中でも最も高額な買い物でもあるため、出来るだけ出費は抑えたいものです。マイホームを購入する際にも、ハウスメーカーや工務店などの住宅販売元に相談の上、値引きすることは可能で、上手く交渉することに成功すれば元々の販売価格の概ね10%程の値引きも可能です。しかし、いくら出来るだけ安く購入したいからといって、強引に交渉を行ったり焦って値引きの相談をしてしまうと、肝心の購入予定である住宅の完成度に影響してしまいます。急いては事を仕損じるということわざもあることから、値引き交渉にはタイミングが大切で、ベストなタイミングで値引きを行うと住宅の質を落とさず値段だけ安くすることも可能です。
数あるハウスメーカーの中でも、大手メーカーから販売されている注文住宅はほとんどが予め値引きを前提として販売しているため、地域密着型である工務店よりも値引き交渉がしやすく、強引に交渉を行う必要がありません。ハウスメーカーは特に決算期に注文住宅の契約を獲りたがりますので、多くのハウスメーカーが行っている決算期キャンペーンの時期などは比較的値引き交渉が行いやすいです。また、契約直前も値引きがしやすい絶好のタイミングで、この時期は担当営業マンの方も施主との契約を取り付けたいと焦りが出始めるので、施主側の要求にも応えやすくなっています。また、施工に関する打ち合わせも一通り終了している段階ですので、このタイミングで交渉を行っても住宅の性能を著しく低下させられたり、工期を短くして手抜き工事が発生してしまうリスクを回避することにも繋がります。
逆に契約後に強引気味に値引き交渉をしてしまうと、住宅の材質など快適性に関わるあらゆる要素の質を落とされかねません。出来るだけ価格を安くしたいなら、担当営業マンとの駆け引きも重要で、交渉の際に他社の見積書があれば優位に進めることが出来るでしょう。他にも契約候補の建築会社が存在していることをチラつかせ、担当営業マンに他社での契約を阻止させたいという気持ちを芽生えさせれば、こちらの要求にも応えやすくなり交渉もスムーズに進むでしょう。契約に至るまで時間も労力も膨大にかかるため、他社で契約が成立してしまうとそれら全てが無駄になってしまいます。そういった焦りの気持ちを上手く攻めるのがポイントです。その他にも、一社だけに拘らず複数のハウスメーカーの見積もりを下に、比較検討をするのも大事です。
ハウスメーカーのランキングサイトがありましたので比較したい方は是非参考にすると良いでしょう。
ハウスメーカー総合ランキング